1982-03-24 第96回国会 衆議院 建設委員会 第6号
○北村説明員 ただいまのお話のとおりでございまして、別途事業で事業を起こしてやるということになりますとかなりの費用がかかりますし、したがいましてその地元の負担も大きくなるわけでございますが、この事業の中で取り込めるものでやっていきます場合には非常に効果的にいくものだというふうに考えております。
○北村説明員 ただいまのお話のとおりでございまして、別途事業で事業を起こしてやるということになりますとかなりの費用がかかりますし、したがいましてその地元の負担も大きくなるわけでございますが、この事業の中で取り込めるものでやっていきます場合には非常に効果的にいくものだというふうに考えております。
○北村説明員 お答えいたします。 畜産の排水の処理につきましては、一般的には、畜産排水、その汚水量、汚濁負荷が、この農業集落排水で考えております屎尿、これは人間の屎尿でございますが、屎尿及び家庭雑排水と比べまして非常に大きな汚水量であり、負荷がかかるということでございまして、技術上、またその負担の公平の見地からいたしましても、原則的にはこの集落排水事業とは別途事業で対応すべきものというのが原則でございます
○北村説明員 お答えいたします。 今回の改定計画に盛り込まれました農業集落排水処理施設事業は、私どもの農村総合整備モデル事業及び農村基盤総合整備事業のメニュー、すなわちその工種の一つといたしまして、農業集落の生活環境改善とあわせまして、農業用の用水、排水の水質の保全を図りますために従来から実施してきているものでございます。したがいまして、農業集落排水処理施設事業そのものを、具体的にこの琵琶湖の問題
○説明員(北村純一君) 沖繩県の農業はサトウキビ等の畑作が中心でございますが、土壌はサンゴ礁石灰岩を母材としておりまして、保水力が非常に小さくてさらに降雨の時期的な変動が大きいということのためにしばしば干ばつの被害を受けておる現状でございます。したがいまして、農業振興のためには水資源の確保が重要であるというふうに考えておりまして、農水省といたしましては復帰以来次のような対策を講じてきたところでございます
○北村説明員 お答えいたします。 ただいま先生御指摘のように、従来の農地の排水につきましては、三十センチの水田の湛水を許容いたしました形での排水対策事業であったわけでございます。しかしながら、今回の水田利用再編対策を踏まえまして、いわゆる水田の汎用化と申しまして、畑に転用いたします場合にはそういった三十センチの湛水は許容するわけにまいりませんので、いわゆる無湛水ということで、必要な排水しなければならない
○北村説明員 お答えいたします。 内水排除等の土地改良の事業につきましては、都市近郊の一級河川に対します治水事業とは異なりまして、主として作物及び農用地等の被害を防止することを目的としておりまして、その事業費はまたその効用に見合うものでなければならないと規定されておりまして、さらには、事業費の一部が御指摘のとおりに受益者の負担を伴うという事業になっておりますために、今回のような記録的な異常降雨をも
○北村説明員 石狩川流域の内水対策につきましてお答えをいたします。 石狩川流域における既設の内水排除機場につきましては、今回の豪雨時における稼働状況や被害の実態等を早急に調査いたしますとともに、水田の汎用化に対処するためにも、受益者の意向を聴取いたしまして、施設の増強や改善の方向を早急に検討してまいる所存でございます。 なお、このために、従来の石狩川水系広域農業開発基本調査、これに加えまして、五十七年度
○説明員(北村純一君) お答えいたします。 内水の排除につきましては、河川の整備状況をも勘案いたしながら鋭意推進しているところでございますが、御指摘の地域は特殊土壌と低湿地で排水条件が悪い地帯であるために排水路の改修、それから排水機場の機能の増強等の排水改良を中心にいたしました国営土地改良事業を実施するべく、総合灌漑排水事業といたしまして御指摘のネシコシ地区を、また直轄明渠排水事業といたしまして千歳地区
○説明員(北村純一君) お答えいたします。 奄美群島で現在国営農地開発事業の調査を実施いたしておりますのは、群島の中で最大の耕地面積を有しております徳之島がございます。本地区の調査は、地元の要請に基づきまして昭和五十五年度から昭和五十七年度まで行う予定といたしております。 概要といたしましては、御承知のように徳之島三町、すなわち徳之島町、天城町、伊仙町でございます。受益面積はおおむね二千ヘクタール
○北村説明員 薮仲先生にお答えいたします。 農業用水合理化対策調査は、水需給が逼迫しております水系における水利用の再編成を行うことによりまして水利用の合理化を図ることができると見込まれる水系または都市化の進展が著しく、他種用水の需要が緊急であり、農用地の壊廃、地目変換、農業水利施設の老朽化等が進んでいる水系、地域でございまして、農業水利施設の近代化等を図ることにより相当量の農業用水が節約されると認
○説明員(北村純一君) 午前中の湯山先生の御質問に対します説明が幾分不足しておったと思いますので、補足をお許し願いたいと思います。
○説明員(北村純一君) ただいまのお話でございますが、十条の二項に書いてあります通り、建設大臣と運輸大臣が協議して定めました河川につきまして、水位と流量を示して、行なう予報及び警報については、共同責任があると思うのでございますが、その河川を含む地域におきましても水位、流量を含まないような予報、定性的な予報につきましては、中央気象台が単独でやるということになっておると思います。水位、流量を示して定量的
○説明員(北村純一君) ただいまのお話でございますが、あるいは私意味を取り違えたかもしれないのですが、大体水防法の用語例に従いますと、洪水予報という言葉で今台長から御説明申し上げました洪水予報、警報といったものを一括して表現しておるようでございますが、気象業務法の従前の用語例によりますと、予報と警報とをそのつどわけましてやっておりますので、両方の法律の用語が若干、一方は概括的に、一方はこまかく書いておるという
○説明員(北村純一君) 別段遠慮しておるわけではございませんけれども、最後まで私どもといたしましては、この金額をいただくことにつきまして努力いたしました。もちろん運輸省でこれを削るということはないわけでございます。そういう趣旨だと聞き置きいただきたいと思っております。
○説明員(北村純一君) お話の通り、北方定点の必要な経費といたしまして、船舶建造費を主体といたしまして約十八億八千万円近い金額を要求したのは事実でございまして、この経費は北方定点の重要性にかんがみまして、私どもこれに対しましてはぜひ必要なものだと思いまして、最後まで執拗な程度にまで御要求申し上げたのでございましたけれども、財政計画その他の御都合もありましてか、本年度においては実現することはできなかったのは
○説明員(北村純一君) それでは、昭和三十年度の気象台関係の予算のあらましについて御説明申し上げます。 中央気象台の関係におきましては、従前からやっております既定業務の維持運営の関係のために、本年度二十一億百五十万円の要求をいたしております。それ以外に、新しく今年度から始まるような新規業務というふうな業務の運営に必要な経費といたしまして、おもなるものを御説明いたします。 第一番に、水理気象業務整備
○説明員(北村純一君) ただいま予報部長から大体御説明申し上げました通りでございまして、気象台の予算とか、定員とか、経費とかいうものは必ずしも十分とは申せませんけれども、近頃急激に膨張の過程と言いますか、要求が非常に膨大になっておりますときに、行政機構の整理であるとか、あるいは財政の規模を一定のところに押えるとかいった世間のいろいろな情勢とちょうど遭遇しまして、非常にわれわれにとって都合が悪いような
○北村説明員 ただいま長期予報についてお話がございましたが、お話の通り長期予報には過去の気象あるいは海象の資料を収集整理しまして、気象の基礎となるところの条件をどうしても把握しなければならぬと思います。その重要性についてはよくわかります。従つてこれまで測候所においても、それぞれ自分の手元の資料をできるだけ整理して参つたのでございますが、非常にたくさんのデータがあります上に、その整理にもつぱらそろばんと
○北村説明員 お答えを申し上げます。 まず最初に長期予報はどの程度まで可能か、こういうお話でございましたが、これは御答弁申し上げるのに非常に困難な問題だと思うのです。現在長期予報は気象台でやつております。ただ長期予報が技術的に非常に困難でございまして、これは世界的共通の現象だと思うのですが、現在の長期予報の精度が短期予報に比べまして非常に劣つておるということは、残念ながら事実でございます。この精度
○北村説明員 ただいまの御質問にお答え申し上げます。 東北地方の凶冷に関係のあるものとして御指摘になりました水害の予算あるいは水利の予算の本年度の要求額は仰せの通りでございます。ただ農災につきましては一億一千余万円でございまして若干金額が違つておるように想います。大体そういうような点でございます。 それから北方定点と洞爺丸事件との関連性につきまして御意見を拝聴したのでございますが、北方定点につきましては
○北村説明員 運輸省政策中、中央気象台に関連いたします部分は各所にわかれて書かれておりますので、説明の便宜のために、お手元へお配りいたしました運輸省基本政策に基く具体計画大綱というものに基きまして、簡単な御説明を加えさせていただきます。 第一番に、航空気象業務の整備でございますが、国際及び国内航空の安全を確保いたしまして、かつ経済的運航に資するために、民間航空用の飛行場における気象サービスの充実をはかる
○北村説明員 十五号台風と申しますのは、九月十八日にカロリン諸島の東部に発生しました弱い熱帯性低気圧が発達したものでございますが、この台風は台湾の南東海上に達するころから非常に強いものになつて参りまして、二十五日の八時頃には石垣島の西を通りまして十八時に沖縄の北西海上に達しました。中心付近の最大風速四十五メートル、中心から半径三百キロ以内の南東側が風速二十五メートル以上の強いものになりまして、速度も
○北村説明員 ただいまいろいろと御指摘を受けましたが、昨年までのやりました水害対策が、西の力から順次というふうな、大体そういうふうな結論に近いようなかつこうになりましたことは、東北の方から見れば非常に残念なことであつたと思いますけれども、その点につきましては東北の方には非常に申訳なかつたわけでございますが、三十年度におきましては、ぜひともこれを実現いたしたいと思います。しかしこれは現在起つておりますところの
○北村説明員 ただいま洞爺丸に関しまして御意見がございましたが、北方定点を現在要求しております理由は、実は洞爺丸事件とは直接の関係はございません。洞爺丸事件につきましては、気象台の出しました予報に、実情から見まして若干の相違があるというふうなそしりは、私も免れないのではないかと思うのでございますが、その点の主要なる原因は、中央気象台と北海道にあります二十二箇所の測候所との通信連絡が切断されまして、そのために
○北村説明員 気象台の職員の定数につきましては、昭和十八年に文部省から運輸省に移管されまして以来、たびたび定数の変更がございますが、そのうちで最も大きいのは、先ほどお話のございましたような昭和二十四年の行政整理でございまして、その際は六千三百人のうちから千三百人の職員がなくなりました。そのときの影響が非常に大きいということでございまして、その後職務の執行について非常に難渋をいたしたのは事実でございますが
○説明員(北村純一君) 只今大変我々の仕事に御理解のあるところの決議を頂きまして衷心感謝しておる次第でございます。又只今数々の御鞭撻も頂いておるのでございまして、私ども従前のいろいろな点で至らんことがありましたことにつきましては非常に深く反省しております。ただ私どもといたしましては、現在までのところ、台長を中心にいたしまして台内各層の万々といろいろ御相談いたしました結果、この点はこういうふうな方法でこういう
○説明員(北村純一君) 海上保安新聞は残念ながら拝見しておりませんので、どういうことが書いてありましたか存じませんけれども、只今の気象観測船を新しく作ることにつきましては、こういうふうに打合せをいたしました。海上保安庁で半年だけ警備救難船にお使いになつて、あとの半年を気象観測船に使う、そういうふうな相互に関連する船の運用につきましては、海上保安庁にお願いするけれども、通年気象台においてこれを使用するものは
○説明員(北村純一君) お答えいたします。南北両定点に必要な船を同時に建造するということは、もともと中央気象台といたしましては当初から考えておりました点でございます。南北両定点に同時に開始いたしますと、五隻の観測船を持ち得れば大体実行し得るということで、その建造費三十億というものを目算いたしまして、これまでいろいろと折衝を続けておりました。前の国会におきましてもたびたびその点につきまして私どもも三十億
○説明員(北村純一君) 海上保安庁には現在定点観測をなし得るような程度の船と申しますと、最近に中央気象台で使つておりました五隻の船以外にはないわけでございまして、それでそのうち今年定点観測に使いましたおじかとあつみ、この二隻はそのために特別に整備をいたしました結果、本年度におきましては二船が最適船ということになつておるわけでございますが、事故があれば他の船を代りに出すという予定も組んでおりまして、現
○説明員(北村純一君) お話の通りだと思います。私どもも南方定点につきましても、北方定点に劣らず極めて重要だと思うのでありますが、先刻来北方定点を一時的にしろ廃止しなければならんような事情になりました原因は、主として財政的なものでございまして、非常に大きな経費がかかる、或いは北方定点の再開につきましても、一番大きな障害は、この再開につきまして非常に多額の経費がかかるという点にございますので、そういう
○説明員(北村純一君) 私の言葉が非常に足りなくて申訳ございませんでしたが、別段遠慮しておるわけでもございませんし、三十億の金を使わなくても実行できるということを申上げたわけでもございませんが、三十億という金が必要だということが大きな予算上の障害になつておりますので、この点を克服することができれば一つの方法だという意味合いで、そういう方法がないかということについて考究をいたしたいという意味合いで申上
○説明員(北村純一君) 只今大臣から御答弁申上げましたように、三十億という金がこの定点業務を復活するについての大きな支障になつておりますので、この点財政上の都合によつて適合するような適当な案を案出いたしたいというのが我々の念願でございまして、大臣の御方針にもございましたように、できるだけ早い機会にそういうものを実現したいと、例えば同じような方法を使うにいたしましても、船舶の数を一度に建造いたしたいのを
○説明員(北村純一君) 私のほうから御答弁申上げます。只今お話の通り、北大西洋におきます定点観測につきまして、従前アメリカほか欧州の諸国が寄りまして、十点の定点観測を運営しておつたわけでございますが、それに、丁度日本に対して定点観測の廃止が通告された前後でございますが、アメリカ側から、この経費を償うに足りるだけの効果がないという理由で、来年……丁度今年でございますが、今年の六月三十日限りこの定点観測
○説明員(北村純一君) 先ほど台長から申上げましたように、今回の行政整理は昭和三十年度にかけまして百二十六名ということになつておりますが、それとまあ引当てというわけじやございませんが、丁度それに殆んど相当いたします百二十三名という定点業務で計算上落ちます定員がございまして、その定員を、気象台の現業業務の困難性というふうなものをいろいろと御説明申上げまして御了解を得た結果、大体百二十三名は百二十六名の
○説明員(北村純一君) 昭和二十九年度の気象台関係の予算につきまして、概略の御説明を申上げておきたいと思います。 昭和二十九年度におきましては、一般に従前と大体同様に、全国の気象官署の運営に必要な一般業務の運営維持に必要な経費といたしまして十七億六千七百五十三万五千円のほかに、新規の事項といたしまして主だつたるものを概略御説明申上げます。 第一番に、水理気象業務に必要な経費といたしまして三千四十八万七千円
○北村説明員 ただいまのお話でございますが、私技術の方にあまり詳しくないものですから、詳しい答弁は台長が、今ほかの委員会に出ておりますので、後ほど申し上げることにいたします。非常に抽象的になりますが、現在の定員で仕事をやることにつきましては、相当の苦労をいたしておるということにとどめておきたいと思います。 ちようど台長がお見えになりました。